産業遺産 足尾銅山にて

石見銀山にて江戸時代の坑道における活動をどのように来訪者に伝えたら良いだろうか,という課題を得て,その手掛かりを求めて足尾銅山を訪れました。

さすがに年の瀬が迫るこの時期に訪れている人はほとんどいませんでしたが,栃木,群馬,東京などから多くの観光客を集めています。

坑道では工夫の人形や模型,動画等によって,往時の採鉱や精錬,銅貨の生産までの過程を詳しく紹介しており,システムの全体像が良く分かるものに工夫されていました。

近代に入ってからの精錬施設も残されていますが,こちらは立ち入り禁止。中の様子を想像しつつ,周辺から眺めるばかりで撤退しましたが,いつか内部の状況を視察する機会が得られたらありがたいです。