「遺産保護行政論」@文化庁

世界遺産学学位プログラムでは「遺産保護行政論」を文化庁にて2週にわたり実施しました。

日本の文化財行政の中枢である文化庁にて文化財調査官10名からの連続講義。毎年実施していますが、大変中身の濃い充実した内容であり、また最新の政策の進捗や課題について学ぶことのできる貴重な機会です。

私自身も昨年までの職場で、一緒に仕事をさせていただいていた方々からの講義ですが、平成30年の文化財保護法の改正以降の真新しい話題に加えて、文化財の指定や管理計画、整備に関する内容、そして近年の文化遺産の活用にかかる実態など、私自身多くのことを学ばせていただきました。

文化庁は2020年夏以降に京都移転も予定されており、その後の本講義の実施についても検討していく必要がありますが、ぜひ移転後も継続して実施していきたいと考えています。