JICAの研修プログラム「世界遺産の適切な管理を通じた観光振興」にて半日の講義を行ってきました。今回は旧ソ連諸国のアルメニア,カザフスタン,キルギス,タジキスタン,ウズベキスタンからの専門家が参加しており,これまでほとんど知らなかった各国の世界遺産にかかる事情について知る機会になりました。
ウズベキスタンのシャフリサブスは相当な開発が行われ危機遺産として問題となっていますが,歴史地区内の開発に対する問題認識そのものにズレがあるようで,基本的な情報共有が不可欠であることも感じました。
今回はロシア語での講義ということで,最初の挨拶だけはなんとかロシア語を試みて,あとは通訳さんを介しての話になりましたが,なんとなくアジア人としての親しみを感じる方々でした。
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