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7月15日に開催されました文化遺産国際協力コンソーシアムの東南アジア・南アジア分科会において、カンボジアの文化遺産保全における国際協力の過去30年ほどと今後の展望や課題について発表をしました。
1992年にアンコール遺跡群が世界遺産に登録されて以降、現在までを大きく3つの段階に分け、各時期の国際協力の特徴や成果を整理し、また新型コロナウイルスの感染拡大によって国際て専門家の活動が低下したここ数年の状況が今後の協力のかたちを大幅に変化させる可能性について考えました。
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アンコール遺跡群は国際調整専門家会議(ICC)等を通じて、ユネスコが事務局となり各国が協調した遺産保護の体制を長く維持してきましたが、カンボジア政府による自主的・自律的な活動が高まり、国際基準の修復保存の方法からのずれも目立つようになる等の変化が生じつつあり、大きな変化の時期に差し掛かっていると考えられます。
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