カンボジア人専門家の奈良招聘プログラム

サンボー・プレイ・クック国立機構の総裁をはじめとする5名の専門家に奈良にお越しいただいての都市型遺産の保護と調査に関する交流・研修プログラムを実施しました。

1週間ほどの短い期間でしたが、橿原考古学研究所と奈良文化財研究所からのご協力を得て、平城宮跡、藤原宮跡、飛鳥宮跡等の奈良における7世紀前後の都市と宮を中心に史跡などを巡り、長期的な調査の方法や体制、必要とされる組織や施設などについて日本での経験を共有していただきました。

サンボー・プレイ・クック遺跡群と同時代の日本の激動の国家形成期の歴史とその考古学的痕跡の保存と伝達の方法について議論する1週間となりました。

本プログラムは文化庁、国際拠点形成交流事業の一部として実施されました。記して感謝いたします。

 

この研修プログラムの詳細はこちらに紹介していますので、ご覧ください。